２０日、東京・品川区の大井競馬場から調教中の競走馬が逃げ出し、近くの運河を対岸まで泳いだところで確保されました。けが人はいませんでした。

大井競馬場によりますと、２０日午前８時すぎ、競争馬の「サルダーナ号」が調教中に逃げ出し、競馬場に隣接する防潮堤を飛び越えたあと、運河に転落しました。

転落からおよそ１５分後、サルダーナ号は対岸まで泳いだところで関係者に確保されたということです。けが人はいませんでした。

大井競馬場では先月２５日にも馬が逃げだし、ワゴン車と衝突する事故が起きていて、ホームページ上で「度重なる放馬の発生に伴い、近隣住民の方に不安を与えましたこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪し、原因究明と再発防止に努めるとしています。