厚生労働省が新型コロナウイルス感染防止のために妊婦に配布した布製マスクに、汚れの付着などが約１９００件報告されました。菅官房長官は、２０日朝、再発防止を徹底する考えを強調しました。

厚労省が妊婦が出産までの間、月２枚ずつ配布する布製マスクをめぐって、先週末までに「黒ずみがある」などの不良品の報告が約１９００件報告されました。

菅長官はこれを受け、生産企業に対して検品の徹底などを求めたとした上で、全世帯に２枚配布している布製マスクで同様の事例が生じないよう注意すると強調しました。

菅官房長官「（全世帯に配布するマスクは）納品された商品について、確認した上での配布を行っているところであり、同様の事例が生じないよう細心の注意を払っていきたい」

一方、菅長官は、国民１人１０万円の一律給付について、非課税にする予定だと明らかにしました。