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大麻の検挙者 去年、過去最多の4570人

2020年7月11日 2:10

去年、大麻で検挙された人は4570人に上り、過去最多となったことが厚生労働省の調べで分かりました。およそ6割は、30歳未満の若年層でした。

厚生労働省によりますと、去年、大麻で検挙された人は6年連続で増加し、過去最多となる4570人に上りました。30歳未満の若年層がおよそ6割を占めていています。

若い人の乱用が増加している背景について、厚生労働省は、インターネットなどで流れている「大麻は有害性はない」などとする誤った情報を鵜呑みにし、安易に手を出す人がいると分析しています。SNS等を通じて、啓発活動を続けていくとしています。

一方、覚醒剤については去年の押収量が2トンを超え、過去最多を記録しました。また、覚醒剤の再犯者率は13年連続で過去最多を更新しています。