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熊本の避難所に派遣の保健師、コロナ感染

2020年7月14日 1:29
熊本の避難所に派遣の保健師、コロナ感染

大雨被害を受けた熊本県の避難所支援に派遣された香川県の男性保健師が、新型コロナウイルスに感染していたことが分かりました。

感染が確認されたのは、高松市の30代の男性保健師です。県や市によりますと、男性保健師は、今月8日に高松駅から新幹線などで熊本県に移動し、11日まで人吉市や多良木町の避難所で避難者の健康管理などを行っていたということです。

12日に香川県に戻りPCR検査を行ったところ、新型コロナウイルスの感染が確認されました。

高松市・大西秀人市長「被災地支援の職員に陽性反応が出たことにつきまして、非常に不安に思われる方がおられるかと思いますけど、業務は適正に行われたと」

男性保健師は、この2週間以内に海外渡航歴や熊本県以外での滞在歴はないということです。また、現在症状はなく感染経路は分かっていません。香川県内の感染者数はこれで30人となりました。

濃厚接触者は、県や高松市から派遣された5人の職員で、このうち、同じ班の2人は12日に陰性が確認されています。別の班の3人は香川県に戻り次第、PCR検査を行う予定です。

一方で、今回、派遣前のPCR検査は行われていませんでしたが、浜田知事は今後、県外での被災地支援の前には検査の実施を検討する考えを示しました。

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