玉城デニー氏再選「県民の思いは1ミリもぶれていない」 沖縄県知事選
アメリカ軍普天間基地の移設問題を最大の争点とした沖縄県知事選挙で、名護市辺野古への移設反対を掲げた現職の玉城デニー氏が再選を果たしました。
任期満了に伴う沖縄県知事選挙は11日に投開票が行われ、立憲民主党や共産党など「オール沖縄」勢力が推す現職の玉城デニー氏が、自民党と公明党が推薦した新人で前宜野湾市長の佐喜真淳氏らに大差をつけ再選を果たしました。
選挙戦では、新型コロナウイルスの感染流行で落ち込んだ経済の立て直しなども争点となりましたが、普天間基地の移設問題で、玉城氏が「辺野古移設反対」を訴えたのに対し、佐喜真氏が「移設容認」を掲げ、争点が鮮明になりました。
再選・玉城デニー氏(62)「間違いなく今回は辺野古の新基地建設は大きな争点でした。この県民の思いはやはり1ミリもぶれていないという結果だというように受け止めています」
投票率は57.92%と、前回を5.32ポイント下回りました。
■開票結果(開票終了)
玉城デニー氏 33万9767票
佐喜真淳氏 27万4844票
下地幹郎氏 5万3677票