皇居儀式にのぞむ馬車の列 3年ぶりに再開 フィジー大使「大変快適でした」
日本に着任した外国大使が皇居での儀式にのぞむ馬車の列が、3年ぶりに再開されました。
8日午前、新しい外国大使を乗せた美しく装飾された馬車が東京駅から皇居へと向かいました。
8日に行われたのは、日本に着任した外国大使が本国からの信任状を天皇陛下に手渡す「信任状捧呈式」で、フィジーとパキスタンの大使がそれぞれ馬車で移動し、儀式にのぞみました。
コロナ禍では見物客が集まらないよう、大使の送迎には自動車が使われてきたため、馬車の列は2020年3月以来、3年ぶりの再開となりました。フィジー大使は乗り心地について、「大変快適でした」と話していました。
皇居の宮殿「松の間」で行われた儀式では、陛下が信任状を受け取り、新任大使と言葉を交わされました。