“巣立ち”の春…双子パンダが親離れの訓練 母親シンシンの気持ちに寄り添い…「ちょっと切ない」
10日も各地で気温が上がり、春の暖かさに包まれました。広島県庄原市では日中の気温が22℃を超え、ゴールデンウイークの頃の暖かさに。安芸太田町では25℃の夏日を記録しました。
気温の上昇とともに春の観光シーズンに向けた準備も行われています。冬の間、通行止めになっていた岡山県と鳥取県を結ぶ観光道路では、暖かな日差しが降り注ぐ中、除雪作業が進められていました。
神奈川県横浜市の大黒ふ頭には国際クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」が帰ってきました。2020年2月、新型コロナウイルスの集団感染が発生し、当時、乗客700人以上が感染、13人が死亡しました。横浜港への入港はこのとき以来、3年ぶりのことです。先月12日にアメリカを出発し、ハワイやグアムなどを経由。10日、乗客約1500人とともに終着地の横浜港に入港しました。
一方、東京の上野動物園では、双子のジャイアントパンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」が独り立ち…ならぬ“ふたりだち”の日を迎えました。まもなく生後1年9か月。野生のパンダは1歳半から2歳で親離れをするため、2頭もトレーニングをすることになったのです。来園者の中には、母親のシンシンの気持ちに寄り添い「ちょっと切ない」と話す人も…。
※詳しくは動画をご覧ください。(3月10日放送『news every.』より)