河井夫妻公判 秘書“克行氏が最終責任者”
公職選挙法違反の買収の罪に問われている前法務大臣の河井克行被告と妻・案里被告の裁判は1日から証人尋問がスタートし、克行被告の公設秘書が案里被告の選挙戦について「克行代議士が最終責任者だった」と証言しました。
河井克行被告の公設秘書の男性は、1日午後、証人として出廷しました。
公設秘書の男性は、検察官から案里被告が立候補を表明した後に選挙活動を取り仕切っていたのは誰かと問われると、「克行代議士です」と答え、「選挙におけるあらゆる活動の最終責任者でした」と証言しました。
また、「細部にわたって詳細な報告を求められました」と話し、克行被告の指示を破ったり無視したりすることができるかと問われると、「できません。強く叱責されるからです」と証言しました。