×

東京都“警戒レベル”2か月ぶり引き下げ

2020年9月10日 16:01
東京都“警戒レベル”2か月ぶり引き下げ

東京都は新型コロナウイルスの感染状況を分析する会議を開き、都内の感染状況について、最も深刻な警戒レベルから、約2か月ぶりに1段階引き下げました。

東京都は専門家を交えた会議を開き、都内の感染状況について、感染者数や感染経路不明者など4項目全てが減少したことなどから、これまで8週連続で維持していた最も深刻な警戒レベルを1段階引き下げ、オレンジ色の「感染の再拡大に警戒が必要である」としました。

ただ、専門家は、減少速度はいまだにゆるやかで、院内感染などクラスターが複数発生すると、感染者はすぐに増加するとして、警戒するよう求めました。

また、インフルエンザと新型コロナの同時流行に備えて、発熱患者の相談から検査・診療までの体制を整えることが必要だとの指摘も出ました。