東京都の協議会は、新宿・歌舞伎町のいわゆる「トー横」周辺に集まる若者が犯罪に巻き込まれないための対策を示しました。

都の青少年問題協議会は、「トー横」の周辺にはそこに集まる青少年を犯罪に巻き込む悪意のある大人がいるなどとして、早急な実態把握と啓発が必要だとしました。

その上で具体案として、SNS上で若者の投稿を収集・分析することや、青少年や保護者が気軽に来ることが出来る相談窓口を設置することなどを挙げ、改善が見られない場合には条例改正など新たな規制の必要性にも触れています。

都はこれらの案を踏まえて今後の取り組みを推進していくということで、小池知事は「若者が犯罪に巻き込まれてしまっている状況を一刻も早く解決しなくてはならない」としています。