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香川 東かがわ市でも鳥インフルの発生確認

2020年11月8日 16:02
香川 東かがわ市でも鳥インフルの発生確認

香川県では、三豊市で鳥インフルエンザが発生する中、8日、新たに東かがわ市の養鶏場で、鳥インフルエンザの発生が確認されました。

7日、東かがわ市の養鶏場から、複数の鶏が死んでいると県に連絡があり、簡易検査を行ったところ鳥インフルエンザの陽性反応が確認されました。

これを受けて遺伝子検査を行った結果、8日朝、鳥インフルエンザの「H5亜型」だと確認されました。県は8日朝、緊急の対策本部会議を開き、感染拡大を防ぐため近隣の養鶏場からの移動や搬出の制限を行うほか、およそ4万8000羽の殺処分を行うことを決め、現在、作業を進めています。

香川県内では今月5日に全国の家畜で3年ぶりに三豊市の養鶏場で高病原性の鳥インフルエンザが確認されていますが、東かがわ市の養鶏場からはおよそ50キロ離れていて、現在、関連性は不明だということです。

一方、三豊市の養鶏場では、県職員や自衛隊員などが24時間体制でおよそ33万羽の殺処分を行っています。7日正午までにおよそ半数の19万羽の処理を終え、土の中に埋める作業も始まっています。

県によりますと、国内で鶏肉や卵を食べることで人が感染した事例は確認されていないということです。