香川県 養鶏場で6、7例目鳥インフル確認
高病原性の鳥インフルエンザが相次いで発生している香川県で20日、新たに三豊市の別の2つの養鶏場で県内6、7例目となる鳥インフルエンザの発生が確認されました。
鳥インフルエンザが発生したのは三豊市の2つの養鶏場で、死んだ鶏の数が増えていたことから、遺伝子検査などを行った結果、20日、鳥インフルエンザの「H5亜型」と確認されました。
香川県は20日朝、対策本部会議を開き、今回感染が確認された6例目、7例目の養鶏場と、6例目の関連養鶏場、あわせて6か所でおよそ85万羽を殺処分することを決め作業を進めています。
三豊市ではこれまでに発生した養鶏場が、おおむね3キロ圏内に集中していて、防疫措置を順次行うため、周辺の養鶏場の卵などの移動や搬出の制限が解除できず、影響の長期化が懸念されます。