養鶏場で鳥インフル発生 香川県内3例目
香川県で高病原性の鳥インフルエンザが相次いで発生する中、11日、新たに三豊市の別の養鶏場で県内3例目となる鳥インフルエンザの発生が確認されました。
3例目の鳥インフルエンザが発生したのは三豊市の養鶏場で、10日午前、鶏16羽が死んでいると県に連絡がありました。簡易検査を行ったところ鳥インフルエンザの陽性反応が確認されたことから、遺伝子検査の結果、鳥インフルエンザの「H5亜型」と確認されたということです。
香川県は11日朝、対策本部会議を開き、近隣の養鶏場からの移動や搬出の制限のほか、この養鶏場の鶏およそ1万1000羽を殺処分することを決め作業を進めています。
この養鶏場は、今月5日に最初の高病原性の鳥インフルエンザが発生した三豊市の養鶏場から1キロほどの距離にありますが、6日に行われた検査は陰性で異常はなかったということです。