“ちょこっと防災” 台風前にベランダ確認
台風の接近前に確認していただきたいのが自宅のベランダです。危機管理アドバイザーの国崎信江さんに話を聞きました。
植木鉢やジョウロ、物干しざおなどをベランダに置いている人は強風で外にも室内にも飛んでくる危険性があるため、入れられるものは室内にしまいましょう。
外に置いておく場合は、飛ばされないようにブルーシートやロープでひとくくりに固定するといいということです。
そして排水溝です。ゴミが詰まっていると水はけが悪くなり、水がたまってしまう可能性があります。ベランダから部屋の中に水が入ってきてしまったというケースもあるので、掃除してないなという人は台風接近前に確認してみてください。
台風の被害で多いのが窓ガラスの破損です。雨戸やシャッターがあればいいですが、ない場合は飛散防止フィルムを貼るか、レジャーシートなどを粘着テープで貼るといいということです。
もう1つは網戸です。強風にあおられて左右に動き外れることも考えられるといいます。すでに網戸がガタガタと外れやすくなっているという場合は、台風接近前に網戸を外して室内にしまうことも1つの方法だということです。