野生フクロウから鳥インフル陽性反応 埼玉
埼玉県ときがわ町の山林で野生のフクロウから「鳥インフルエンザ」の陽性反応が出ました。県は周囲の農場に消毒などの徹底を呼びかけています。
埼玉県によりますと23日午前、ときがわ町の山林で住民が野生のフクロウの死骸を見つけ、県が回収して簡易検査を行ったところ、24日、A型鳥インフルエンザの陽性反応が確認されました。
これを受け、環境省や県は死骸が回収された地点の半径10キロ圏内を「野鳥監視重点区域」に指定して監視を強化するほか、この区域内の34の家きんを飼育する農場に対して消毒やネットを張るなど野鳥などの侵入防止対策の徹底を呼びかけました。
フクロウについてはさらに環境省が確定検査を行い、病原性を確認するということです。