福島・大熊町、約12年ぶり町内に学校戻る 教育活動を再開
東日本大震災と福島第一原発事故で、避難先で授業を続けていた福島県大熊町の学校が、およそ12年ぶりに町内に戻り、教育活動を再開しました。
大熊町の義務教育学校「学び舎 ゆめの森」は震災と原発事故後、避難先の会津若松市の校舎を借りて授業を行ってきました。10日からは12年ぶりに大熊町に戻って教育活動を再開することになり、26人の園児や児童、生徒が学校に通います。
「学び舎 ゆめの森」9年生・石井埜乃佳さん「立派な大熊っ子に育っていく姿を見せられるよう、誇りを持って、自分の未来を切り開くことを誓います」
町内に建設中の新たな校舎は2学期から使用する予定です。