1歳児の顔に落書き…保育事業所で“不適切な保育” 静岡・沼津市が特別監査
静岡・沼津市の保育事業所で1歳児の顔に落書きをするなど不適切な保育が発覚した問題で、市は24日、特別監査を実施しました。施設長や保育士ら3人が1歳児3人に対し、頬を引っ張ったり、水性ペンで顔に落書きなどをしたりしていたということです。
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沼津市の保育事業所で24日午後、特別監査が行われました。この保育事業所で20日、1歳児に対する不適切な保育が発覚したのです。
運営する会社の代表
「もちろん、行き過ぎた行為だと反省はしております」
2022年10月までに50代の女性の施設長や保育士ら3人が、1歳児3人に対し頬を引っ張ったり、水性ペンで顔に落書きなどをしたりしていたということです。
運営する会社の代表
「手に落書きをして、エスカレートしていって。『(1歳児が)顔にも描いて』といった時に悪ふざけをして、ヒゲとかまゆ毛とかを描いてしまった、と」
さらに、このような行為などを撮影し、職員の間で共有していたといいます。22日に開かれた保護者説明会では施設長など当事者3人も出席し、保護者に謝罪したということです。
保護者
「悪意があってやったわけではないというのは、やっぱり今まで通ってきて、先生たちとの信頼関係のもと、わかりますし」
市は監査の結果を受け、今後、行政指導などが必要か判断していくということです。