ダイハツ本社に国交省が立ち入り検査 「当局の目で見ていただくことは必要な措置」
トヨタグループのダイハツ工業が、車両の安全性を確認する認証試験で不正を行っていた問題で、国交省は21日朝、ダイハツ本社に立ち入り検査に入りました。
記者「午前9時前です。国交省の職員が、大阪府池田市にあるダイハツの本社へ立ち入り検査に入ります」
ダイハツの第三者委員会による調査では、新たに174件の不正が確認されています。国交省は立ち入り検査で、不正の詳細な経緯や事実関係について、試験データや従業員への聞き取りを行い、確認を進めるとともに、他に不正がないかも調べます。
ダイハツ担当者「当局の目で私どもの中身を見ていただくということは、必要な措置だと思っていますので」
また国交省は、ダイハツが現在生産している全車種について、安全面などを技術的に検査するとしていて、立ち入り検査の結果も踏まえ、道路運送車両法に基づいて行政処分を検討する方針です。