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日野自動車など3社“不正”判断で「型式指定の取り消し処分」 国交省

2022年3月29日 15:18

日野自動車が排出ガスと燃費の試験で不正を行った問題で、国土交通省は29日、日野自動車ら3社に行政処分を行ったと発表しました。

行政処分の対象となっているのは、エンジンの燃費測定試験などにおいて不正を行った日野自動車、問題となっているエンジンを搭載したバスを販売したトヨタ自動車といすゞ自動車の3社です。

国交省は、日野自動車ら3社が不正に国の型式指定を取得していたと判断し、29日、型式指定を取り消す行政処分を行ったと発表しました。道路運送車両法に基づく中で最も重い処分で、型式の取り消し処分が行われるのは初めてだということです。

これにより、対象のエンジンを搭載した車両の生産・出荷ができなくなります。

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