民家侵入未遂 “闇バイト”男女に執行猶予付きの有罪判決 栃木・益子町
関東で相次いだ“闇バイト”による強盗などの事件のうち去年、栃木県益子町の民家に侵入しようとした罪に問われた男女の裁判で男女に執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。
起訴状などによりますと森健太郎被告と佐々木花梨被告は去年9月、益子町の民家に窓ガラスをガスバーナーで焼くなどして侵入しようとした罪に問われています。
2人は「織田信長」を名乗る指示役らに秘匿性の高い通信アプリで指示を受けていたとみられ検察側は懲役2年を求刑し弁護側は執行猶予付きの判決を求めていました。
16日の判決で裁判長は「指示役と実行役に分かれ犯行に及んでいて組織的かつ計画的な犯行」「それぞれが重要で必要不可欠な役割を果たした」などと指摘。
その上で「犯行は未遂であり2人は行為の重大性を振り返り、反省している」などとして懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
最終更新日:2025年1月16日 15:50