ジャニーズ“性加害”当事者の会 元所属タレント2人が「特別チーム」からヒアリング
ジャニーズ事務所の前社長による性加害問題をめぐり、被害を訴える元所属タレントの2人が14日、事務所が設置した外部専門家による「特別チーム」のヒアリングを受け、「有意義な意見交換ができた」と語りました。
ジャニー喜多川前社長による性加害問題をめぐり、元所属タレントで結成した「ジャニーズ性加害問題当事者の会」は14日に会見を開き、会の代表ら2人が、事務所が設置した外部専門家による「再発防止特別チーム」のヒアリングを受けたと述べました。
当事者の会・平本淳也代表「再発防止に関わる意見を言わせてもらいました。有意義な意見交換ができたと思っています」
ヒアリングは細やかだったとして、「まっとうな再発防止策を作ってくれると思う」と述べました。
また、会見ではジャニー喜多川前社長による性加害を訴える元ジャニーズJr.の大島幸広さんが、「当事者の会」に新たに加わったと報告されました。
大島さんは、「Jr.を辞めてから23年間、心に深い傷を負いながら今まで必死で生きてきました。性被害という同様の被害者を作りたくないとの思いです」と語りました。
「特別チーム」は今月末に、再発防止策を提言する見通しです。