緊急事態宣言の中…首都圏の中学入試ピーク
緊急事態宣言が続く中、東京と神奈川では1日から私立中学の入学試験が始まり、首都圏の中学入試はピークを迎えています。
難関校の1つで、584人が出願している東京の武蔵中学校では、例年のような応援の塾関係者の姿はありませんが、受験生は、携帯電話で最後の激励を受けたり、保護者とハイタッチをしたりして会場に向かいました。
保護者「オンライン授業の時とか、なかなか集中できなかったりというのが長く続いたのが大変でした」
受験生「先生とかに(すぐに)質問できなくて大変だったけど、最後は楽しもうと」
この学校では、新型コロナ感染者の濃厚接触者となった受験生などのために別室の試験室を用意したほか、試験終了後の退室時間を分散させるなどの感染症対策を行うということです。
首都圏模試センターによりますと、今年、首都圏で私立や国立の中学校を受験する児童は、推計で5万人近くにのぼるということです。