ユネスコ・無形文化遺産の候補に『風流踊』
ユネスコ(=国連教育科学文化機関)の「無形文化遺産」の候補に、日本で広く親しまれている盆踊や念仏踊といった、『風流踊』が選ばれました。
12日、ユネスコ無形文化遺産の候補に決まったのは、歌や笛、太鼓などの囃子に合わせて踊る、盆踊や小歌踊、念仏踊、太鼓踊といった民俗芸能の41件で、文化庁は、これらを『風流踊』として提案する方針です。
提案の内容として文化庁は、
・衣装や持ちものに趣向をこらし笛や太鼓ではやし立てはなやかに踊ることにより、災厄をはらい、安寧な暮らしがもたらされることを願うという共通の特徴をもつ
・世代を超え、地域全体で伝承されていることから、地域社会の核ともなる役割を果たしている
などとしています。
文化庁は、今年3月末までにユネスコに提案書を提出し、2022年の登録を目指すことにしています。