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検事総長「“デジタル犯罪”に体制急務」

2021年2月17日 15:36
検事総長「“デジタル犯罪”に体制急務」

全国にある検察庁のトップが集まる会議が一部リモートで行われ、検事総長はデジタル技術を悪用した犯罪に対して、「情報の集約と共有、対応を検討する全国的な体制を設けることが急務」と述べました。

林真琴検事総長「(検察の課題について)経験したことがないような事案にも的確に対処し、事案の真相を解明し得るだけの検察組織としての力量を高めていくこのことにあると考えている」

林検事総長は、デジタル・情報通信技術の発展を悪用した犯罪に対して「情報を集約し、現場と共有を図り、汎用性のある対応を検討する全国的な体制を設けることが急務」と述べ、最高検で検討を進めていることを明らかにしました。

さらに、「専門家と協力関係を築き、最新の知識・技能を修得するとともに、得られた知見を検察全体で共有できるよう努めて頂きたい」と指示しました。