厳罰化で抑止か…“車間距離違反”大幅減
去年、法改正によりあおり運転の厳罰化がスタートして以降、車間距離が関連した交通違反が大幅に減少したことがわかりました。
警察庁によりますと、あおり運転を厳罰化するためのいわゆる「あおり運転罪」が新設された去年6月末以降、車間距離が関連した交通違反の取り締まり件数は、半年間で6536件と、前の年の同じ時期よりも1600件あまり減少したということです。
警察庁は、大幅に減少した背景には厳罰化による抑止効果があったのではないかと分析しています。
一方、妨害目的の悪質な違反を取り締まるために新設された「あおり運転罪」の全国の摘発件数は58件で、このうち逮捕は9件、書類送検は49件でした。
都道府県別の摘発件数は、大阪が7件と最も多く、次に埼玉、岡山が6件でした。