沖縄県で５日、２か所の医療機関で、医療従事者への新型コロナウイルスワクチンの優先接種が始まりました。このうち琉球大学病院は、来週からの本格的な接種に先立つシミュレーションとして、１２人に接種しました。

沖縄県内では、約５万７０００人の医療従事者に優先接種が予定されていますが、現時点でワクチン確保のめどが立っているのは、約１万４０００人分にとどまっています。

このため、当面は、新型コロナ患者を受け入れている重点医療機関のスタッフや消防の救急救命士から、接種を進めていくということです。