検疫で“変異株” フィリピン以外で初検出
厚生労働省は、成田空港の検疫で、先月フィリピンから入国した男性から新型コロナウイルスの新たな変異ウイルスが検出されたと発表しました。
厚労省によりますと、新たな変異ウイルスは成田空港の検疫で、先月25日にフィリピンから入国した男性から検出されました。新たな変異ウイルスは、イギリスなどで報告されている変異ウイルスと共通の変異もあり、同じ程度の感染力があると考えられていて、ワクチンの効果への影響がある可能性もあります。
この変異ウイルスは、今年1月下旬頃からフィリピンのセブ市周辺で確認されていて、フィリピン以外で見つかったのは、日本が初めてです。厚労省は、早急に対策を検討する方針です。