東京・世田谷区で、来月から新型コロナウイルスワクチンの高齢者向けの接種が始まるのを前に、警視庁はワクチン接種をかたる詐欺への注意を呼びかけました。

世田谷区の小田急線・経堂駅前では１５日午前、警視庁北沢警察署の署員らが、駅の利用者らにチラシが入ったマスクなどを配ったほか、不審な電話への対策として、自動通話録音機を配るなどして、ワクチン接種をかたる詐欺への注意を呼びかけました。

北沢警察署　生活安全課・森田武人課長「ワクチンの接種を機に、もう一度皆さま方に、いろんな手口でだまされてしまう可能性があるんだよということを、もう一度、これを機に知っていただいて、電話に出ない対策を、もう一度していただきたい」

これまでに都内では「ワクチンの予約ができる。予約金５万円が必要です」などと、ワクチン接種に乗じた不審な電話が１４件確認されていて、警視庁が注意を呼びかけています。