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2021年3月17日 20:19

時短で飲食店悲鳴“優良物件”がガラガラに

時短で飲食店悲鳴“優良物件”がガラガラに
(c)NNN

観光地で「解除への期待と不安」が入り交じる中、東京・秋葉原では、立派な建物の中がすべて空きテナントになっています。ゲームセンターや家電量販店が入っていたビルなどが、もぬけの殻に。

不動産会社には募集中のテナントが多く貼り出されています。一括貸しで1200万円となっているものもあります。

秋葉原の不動産会社によると、これまでは賃料が1000万円を超えていても空きがでることはなかったといいますが、今は半年以上経っても、ほとんどのテナントが決まらないといいます。

中でも打撃を受けてきた飲食店。1都3県は宣言が解除されても時短要請を続けます。新橋にある九州料理の店では。

有薫酒蔵おかみ・松永洋子さん「給付金も申請はしていますけどいただいていませんので。(時短営業が)1時間だけでも延びればちょっと食べていこうか、ちょっと飲んでいこうかという気持ちに皆さんがなれると思う」

一時は閉店も考えたといいますが、それでも店を続ける理由は、全国の高校別に分かれていて、客として訪れた卒業生がメッセージを残すのが、この店の名物となっている「ノート」です。その数、およそ3200冊。月100万円以上の賃料を負担してでも保管には今の店の広さが必要だといいます。

一方で、二度目の時短要請には応じられなかったところも。都内でイタリアンなど32店舗の飲食店を経営する会社は、応じられない理由について、都から「弁明」を求められたといいます。

店側は、「対策や制度に大きな不備がある中、特に飲食店を狙い撃ちにした時短要請については不信しかありません」などと回答しましたが、都からは「正当な理由がない」として、時短の「命令」を出すと通知がきたといいます。

※3月17日午後6時ごろ放送『news every.』より。