「抗体検査」抗体保有率、東京で1.35%
過去に新型コロナウイルスに感染したかを調べる「抗体検査」の2回目の確定結果が公表され、最も多かった東京都でも保有率は1.35パーセントで、依然として多くの人が抗体を保有していないことが分かりました。
30日に公表されたのは、厚生労働省が去年12月に5都府県のあわせて1万5000人あまりを対象に行った、2回目の抗体保有率の確定結果で、東京都で1.35パーセント、大阪府で0.69パーセント、宮城県で0.14パーセント、愛知県で0.71パーセント、福岡県で0.42パーセントとなりました。
去年6月の1回目の調査では、東京都は0.1パーセントで、13.5倍に増えましたが、厚労省は「依然として多くの人が免疫防御機能のある抗体を保有していない」として、「引き続き、基本的な感染防止対策の継続が推奨される」と結論づけています。