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感染者増加の大阪など「変異株の影響ある」

2021年4月1日 1:14
感染者増加の大阪など「変異株の影響ある」

新型コロナウイルスの感染者が増加している大阪府などについて、先月31日、厚生労働省の専門家の会議は、「変異株の影響がある」と分析しました。「変異株が広がっている地域との行き来は避けた方がいい」との議論もあったということです。

国立感染症研究所・脇田隆字所長「明らかなのは各地で感染拡大が始まってきている。特に関西圏では変異株の割合が増えている」

感染者が増加している大阪府について専門家は、緊急事態宣言解除後から夜間の人出の増加が続き、20代と30代の感染者が増加していると分析しました。

また、特に、大阪府と兵庫県では変異株が主流になりつつあると懸念を示し、人の移動によって変異株がほかの地域へ流出するため、こうした地域との往来は避けた方がいいとの議論があったということです。

一方、宮城県、山形県、沖縄県でも、若い人から中年層を中心とした感染拡大がみられていて、今後も感染拡大が続く懸念があると指摘しました。