福島第一原発2号機「燃料デブリ」の取り出し再開
東京電力はトラブルで中断していた燃料デブリの試験的な取り出しを28日午前9時過ぎに再開したと発表しました。
東京電力は先月に福島第一原発2号機で燃料デブリの試験的な取り出しに着手しましたが、装置に付けたカメラ2台の映像が映らなくなるトラブルが発生しました。
原因の調査やカメラの交換のため、1か月あまり作業を中断していましたが、東京電力は28日午前9時8分に格納容器につながる弁を開けて、取り出し作業を再開したと発表しました。
28日の作業では、装置を押し込むパイプ5本のうち2本を接続し、装置先端を燃料デブリがある格納容器の内部に6メートル50センチ進めたということです。
燃料デブリの回収には2週間程度かかる見込みです。
最終更新日:2024年10月28日 19:06