“サウナ持ち込み”池田市長 辞職を表明
市役所にサウナを持ち込むなどした大阪府池田市の冨田市長が、26日の会見で、辞職すると表明しました。
冨田裕樹市長「サウナ問題によって世間をお騒がせしたこと、市政を停滞一部させたこと、心よりおわび申し上げます。けじめと責任をとるために、私は市長を辞職させていただきます」
26日午後、会見で辞職することを明らかにした大阪府池田市の冨田裕樹市長。去年10月、市長控室に家庭用サウナなどの私物を持ち込んだとして批判を受けていました。
また、“サウナ問題”のほかにも冨田市長は、市役所職員へのパワハラの疑いも持たれています。
こうした問題を受け、市議会の調査特別委員会は「市長としての資質に著しく欠ける」と結論づけ、27日の議会で不信任決議案が提出される予定となっていました。
辞職を表明した冨田市長は、その時期について「新型コロナウイルスの高齢者へのワクチン接種が行き届いたとき」などと説明しています。