“個別接種”中心 独自の「練馬区モデル」
新型コロナウイルスのワクチン接種について、東京都練馬区は、かかりつけ医などを活用した「個別接種」を中心とする独自の「練馬区モデル」で注目されています。8日、その個別接種のシミュレーションが公開されました。
練馬区のワクチン接種は、およそ320のかかりつけ医や診療所での「個別接種」を中心とし「集団接種」は補完的に行うことを目指しています。「個別接種」のシミュレーションとして8日、クリニックで6人の医療従事者への接種が公開されました。
8日に実際に打った医療従事者(40代)「近くで打てるっていうのは大きなメリットかなと思います」
区の医師会会長を務める院長もかかりつけ医が行うメリットは大きいと言います。
いとう内科クリニック・伊藤大介院長「のんでるお薬の内容とか、かかっている病気とかそれが分かっているので、事前にご説明できるかなと。事前に問診票を我々のほうで預かって当日は打つだけとしたほうがいいのかなとちょっと思いました」
練馬区は高齢者への集団接種に続き来月1日からの個別接種を目指しています。