石川・輪島市の門前高校…公民館で始業式 2学期末に校舎損傷が判明
2学期の終わりに校舎の損傷が判明した石川県輪島市の門前高校では、地元の公民館で始業式が行われました。
門前高校の校舎は去年元日の地震のあと、2学期までは通常通り授業が行われていましたが、先月、基礎部分に損傷が見つかり、代わりの校舎として近くの公民館を使用することになりました。
冬休みあけとなる7日、およそ100人の生徒が公民館に登校しました。
始業式では中澤賢校長が「災いに遭ったことを逆に利用して、幸福の多い2025年にしていきましょう」と語りました。
生徒たちは8日から、公民館での授業にのぞみます。
門前高校・中澤賢校長
「(元の)学校というわけにはいかないと思うんですけれども、与えられた中で精いっぱい高校生活を楽しんでほしい」
門前高校ではグラウンドに仮設の校舎を建設していて、秋ごろに完成する予定です。
最終更新日:2025年1月7日 13:59