IR汚職 秋元被告「会った記憶ないのに」
カジノを含むIR・統合型リゾート施設への参入を巡る汚職事件で、収賄と証人買収の罪に問われている衆議院議員の秋元司被告に対する被告人質問が行われています。
秋元被告は白髪で、黒色のスーツ姿で入廷し、事件に対する考えを淡々と話しました。
衆議院議員の秋元司被告は、中国企業側から760万円相当の賄賂を受け取った収賄の罪や裁判でウソの証言をするよう依頼し、現金を渡そうとするなどした証人買収の罪に問われています。
1日の裁判では、秋元被告に対する被告人質問が行われ、中国企業の元顧問らが秋元被告にカネを渡したと供述していると知った時のことについて、「会った記憶がないのに、なんでそんなことを話すんだという疑問や怒りがあった」と話しました。
また、保釈条件に反して第三者を介し贈賄側の関係者と接触しようとした理由を聞かれると、「真実を追究したいという思いだった」と述べました。