「学生」接種 医学部・病院のある大学から
■大阪・近畿・広島大…「共通点」は
21日から一部の大学でワクチン接種が始まります。
文部科学省によると、21日から大阪大学、近畿大学、広島大学では学生への接種が行われる予定です。これらの大学に共通するのが、医学部や病院があるという点です。
近畿大学の場合、ワクチンの打ち手として医学部の教職員や、大学病院の医師・看護師らを予定しています。接種の対象となるのは学生や教職員ら約2万8000人で、1日あたり最大で3000人の接種を計画しています。
学生らへの接種を終えた後は、今はオンラインで行っている授業をすべて対面に戻すことを目指しています。また、地域住民への接種も検討しているということです。
■高齢者は「10人に2人」接種済み
一方、最新のワクチン接種状況はどうでしょうか。
国のIT戦略部署が情報をまとめた「政府CIOポータル」によると、高齢者で1回目の接種を終えた人は、3日時点で約18.5%。10人に2人近くが打ったことになります。2回目まで終えた人は約1.7%になっています。
(6月4日『news zero』より)