アスベスト救済法 参院本会議で可決、成立
建設業務に従事してアスベストによる健康被害を受けた労働者などに給付金を支給する救済法が、参院本会議で可決、成立しました。
9日、成立したのは建設業務に従事してアスベストの健康被害を受けた労働者などを救済する法律で、国が、症状に応じて1人あたり最大1300万円を支給します。本人、または遺族が申請することができ、支給するかどうかは、厚生労働相が、審査会の結果に基づき認定することになります。
建設労働者などのアスベストによる健康被害を巡っては、先月、最高裁が国の責任を認める判決を出していて、政府は、訴訟を起こしていない被害者に対しても迅速な賠償をするとしていました。
厚労省は相談窓口を設置しています。
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