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五輪・パラ 行動ルール違反者に“制裁金”

2021年6月11日 11:37
五輪・パラ 行動ルール違反者に“制裁金”

東京オリンピック・パラリンピックで定められた行動ルールに違反した選手や大会関係者に対しては、参加資格の剥奪や制裁金など厳しい措置がとられることがわかりました。

東京大会のために海外から入国する選手や大会関係者は、事前に提出する活動計画書に記載された場所への訪問しか認められません。

関係者によりますと、記載のない場所や観光地、繁華街への訪問、検査の拒否、マスクの不着用など、行動規定を定めたプレイブックのルールに違反した場合、大会参加資格の剥奪や失格、制裁金といった厳しい措置が取られるということです。

違反の通報があると、IOC幹部を含む調査チームと共有され、選手らが持つスマートフォンのGPSの履歴などをもとに事実確認が行われます。

丸川五輪担当相は、選手らの監視について、「組織委員会に宿泊先などに人を置いてもらう」と述べ、目視でも行う考えを示しました。また、「ドライバーの協力も得て専用車両でも行動管理してもらう」としています。