雨不足で首都圏の水源「貯水率」が36%に低下 “取水制限"の可能性も 農作物にも打撃 新潟では農業用水ダムが0%に
東京は19日からの1週間、曇りや晴れが続き、連日35℃以上の「猛暑日」となる予報となっています。終わりの見えないこの夏の暑さは、さまざまな影響をもたらしています。
なかでも深刻なのが“雨不足”です。首都圏の水源では、雨不足の影響でダムの水が大幅に減っています。18日午前0時時点で、利根川水系の9つのダムのうち5つのダムの貯水量が、十分な量に達していません。特に、関東最大の貯水量を誇る矢木沢ダムでは「貯水率」が36%まで低下しています。今後、首都圏で取水制限の可能性もあるといいます。
さらに、雨不足の影響は農作物にも広がっています。新潟県の早出川ダムは、夏場は主に農業用水として使われていますが、8月15日から貯水率が「0%」になりました。さらに長福寺ダムや大谷内ダムでも、貯水率が0%となっています。深刻な水不足で、多くの野菜類が打撃を受けているといいます。さらに新潟のコメにも被害が出始めているということです。
※詳しくは動画をご覧ください(8月18日放送『news every.』より)