「線状降水帯」発生情報 あすから運用開始
気象庁は17日から、集中豪雨をもたらす「線状降水帯」が発生した場合、急激に状況が悪化していることを伝える緊急の情報を発表します。
発達した雨雲が長い時間同じような場所にとどまる「線状降水帯」は、去年7月に熊本県の球磨川を氾濫させるなど、発生すると高い確率で豪雨災害を引き起こしています。
気象庁は17日午後1時以降、線状降水帯が発生した場合に、急激に災害の危険度が高まっていることを伝える緊急の情報を発表します。
気象庁・長谷川直之長官
「線状降水帯、これまでも災害を繰り返しもたらしてきたような危険な現象です。(情報が出たときに)もし避難を迷っていれば、ぜひ一刻も早く決断をしていただきたい。避難所に向かうことが安全であればそうしていただきますけれども、(避難所への移動)それすらも危険な場合は安全確保ということで、命を守る最大限の行動をとっていただきたい」