きょう5者協議 五輪観客上限1万人決定へ
東京オリンピック・パラリンピックの観客上限を決めるIOC(=国際オリンピック委員会)や、東京都などによる5者のトップ協議が、21日夕方に行われます。上限を最大1万人とする方向で決定する見通しです。
午後4時から行われる5者協議では、政府のイベント開催の基準に準じ、会場の収容人数の50%以下かつ上限1万人で決定する見通しです。
ただ、来月23日に行われる開会式については、一般の観客に加え、IOCやスポンサーなど大会関係者の来場者が多く、上限を2万人に引き上げる方向で検討されているということです。
21日の協議を受け、組織委員会はチケットの再抽選の対応を迫られることになりますが、家族で観戦しようと複数枚チケットを持っている人からは「再抽選で家族の一部だけ当選となっても困る」、人流の問題もあるが、「地方在住者も平等に再抽選してほしい」などの声があがっています。