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夫婦別姓 法律改めても構わない42.5%

2021年6月22日 16:22
夫婦別姓 法律改めても構わない42.5%

夫婦別姓は合憲か、違憲か。最高裁大法廷は23日に決定をだすことを決めました。憲法判断を示すものとみられます。

内閣府の最新の世論調査では、法律を改めても構わないと答えた人は42.5%に上り、法律を改める必要はないと答えた人を上回っています。

■夫の姓を選ぶのは97.1%

厚生労働省の2015年の調査によると、夫婦とも初婚の場合、夫の姓を選ぶのが97.1%、妻の姓を選ぶのは2.9%となっていて、圧倒的に夫の姓を選ぶ夫婦が多いことがわかります。

■「法律を改めても構わない」…42.5%

内閣府は夫婦別姓に関しての世論調査を、1996年からおよそ5年ごとに行っています。最新の2017年の調査では、「夫婦は必ず同じ名字を名乗るべきであり、法律を改める必要はない」と答えたのは29.3%、「法律を改めても構わない」と答えたのは42.5%でした。

法律を改める必要はないと答えた人は、1996年には39.8%だったのが、2017年は29.3%と、およそ10ポイント減って過去最低に。一方、法律を改めても構わないと答えた人は、1996年には32.5%だったのが、2017年には42.5%と10ポイント増え、過去最高になっています。

年代別に見てみると「法律を改めても構わない」と答えたのは、18歳から59歳まではおよそ50%に上りますが、70歳以上は28.1%と、他の年代より少なくなっています。

■名字が違うと家族の一体感への影響は…?

また、家族の名字が違うと、一体感が弱まると思うと答えた人は31.5%に対し、家族の一体感には影響がないと思うと答えた人は64.3%となり、2倍近くの差がついています。

画像:内閣府HPより

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