“選択的夫婦別姓”実現へ 自民党内に議連
自民党内に、選択的夫婦別姓の早期実現を目指す議員連盟が立ち上がりました。自民党に所属する国会議員の4分の1以上にあたる、およそ100人が入会する見通しです。
希望すれば結婚前の姓を名乗ることのできる「選択的夫婦別姓」をめぐり、自民党では党内での議論を進めるために、石原元幹事長を座長にした検討チームが近く設置されます。
それに先立ち25日、選択的夫婦別姓の早期実現を目指す議員連盟が立ち上がりました。
自民党・浜田靖一元防衛大臣「多くの先生方にご参加を頂いて、我々はここにこれだけの人数がいるぞということはしっかりと示させて頂くことが大変重要だ」
議連は浜田元防衛大臣が会長を務め、野田幹事長代行や岸田前政調会長も呼びかけ人に名を連ねています。議連にはおよそ100人が入会する見通しで、今後、衆議院選挙の公約に議論の内容を反映させていきたいとしています。
一方、党内では選択的夫婦別姓の導入に慎重な議員らが、結婚前の旧姓を通称として使用することを普及させるための議連を立ち上げる予定で、党内の意見の隔たりは大きいままです。