川に散乱 300本以上の“ニンジン”
熊本県を流れる川に大量のニンジンが…。何が起きているのでしょうか。
記者
「辛津橋付近の白川です。こちらには大量のニンジンが散らばっています。この付近だけでもおよそ100本のニンジンがあります」
熊本県を流れる白川の川岸に大量に散乱したニンジン。なぜ、川にニンジンがあるのでしょうか。
最初に見つかったのは白川の下流の熊本市中央区。21日夕方、見回り中の国土交通省の職員が発見し、回収したと言います。
回収されたニンジンは国交省の河川事務所に運ばれました。
記者
「白川で回収されたニンジンはこちらのトラックに積まれています。中には腐ったものもあり、鼻をつくようなにおいが漂っています」
袋に詰められたニンジンは少なくとも300本以上はあるように見えます。
先週金曜日(18日)の見回りの際には確認されなかったというニンジン。国と県の調査で、白川のおよそ19キロにわたって確認されたということです。
国交省熊本河川国道事務所・白川出張所 岸良武志所長
「皆さんがきれいに使っていかないと海まで汚れてしまうので、不法投棄であれば絶対してほしくない」
白川の上流にはニンジン畑も広がっていて、国と県は回収作業を続けるとともに、どこから流れてきたのか調べています。