東京都内で、新たに６１９人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。１６日から１１８人増え、早くもリバウンドの兆候が見られます。

都内の新たな感染者は６１９人で、１６日と比べ１１８人増加しました。直近７日間の感染者数の平均は、４２２．７人で、前の週の１０９．９％となり、増加傾向に転じています。

感染経路別では家庭内が１４６人で最も多く、次いで、施設内が４０人でした。都内にある中学校では、学生と教員１３人が感染するクラスターが発生しました。また、５０代の男性を含む１０人の死亡も確認されました。

一方、新たに１０歳未満の小学生から１００歳以上までの１６人が、インドで確認された感染力の強い変異ウイルス「インド株」に感染していました。１６人は全員、海外渡航歴がなく、このうち６人は、同じデイサービスの利用者で、すでに感染が判明していた女性職員を入れて、あわせて７人が感染するクラスターが発生しました。

感染経路が分からない人は７人いました。「インド株」の都内の感染者は、１４２人となりました。