海のレジャーでの事故防止へ 海上保安官の研修実施
夏の到来を前に、海上保安庁は、海のレジャーでの事故防止にあたる海上保安官を対象に、研修を行いました。
11日、神奈川県にある海上保安庁の施設には、それぞれの地域で海難事故防止を指導する海上保安官が集まり、多様化するマリンレジャーの知識を深める研修が行われました。
午前中の研修では、ライフジャケットの重要性について学び、ライフジャケットを着用している時と着用していない時で、浮力がどう違うかを実際に水に飛び込んで確認しました。
ただ、体に合っていなかったり、着用の仕方を間違えたりすると…
「脱げた」
体から外れたり、ライフジャケットだけが浮き、体が沈んだりする可能性があるということです。
去年のマリンレジャーでの死者・行方不明者のおよそ8割がライフジャケットを着用していなかったということで、海上保安庁は適切なライフジャケットの着用などを呼びかけています。