熱海“盛り土”会社 小田原で11か所造成
神奈川県小田原市は、静岡県熱海市伊豆山の土石流の最上部となった場所で盛り土を行った小田原市内の不動産管理会社が、市内11か所で土地の造成をしていたと明らかにしました。
熱海市伊豆山の崩落をめぐっては、小田原市内の不動産管理会社が土石流の最上部となった場所の盛り土をしていましたが、産業廃棄物の混入などがあったため、たびたび、静岡県や熱海市がこの会社に是正指導を行っていたことがわかっています。
小田原市によりますと、この不動産管理会社が造成した土地が、市内に11か所あることが分かったということです。このうち4か所は宅地として造成されていて、民家が建っているところもあり、市は安全性などについて確認を急いでいます。