熱海土石流 最上部で“崩落”捜索一時中断
静岡県熱海市での大規模な土石流の発生から7日目。9日朝は最上部で再び小崩落が起き捜索が一時中断するなど、救出活動は難航しています。
9日も午前6時から捜索活動が始まりました。午前8時ごろに土石流の最上部付近で2度の小崩落が起こったということで救助活動を一時中断しました。約3時間中断して、午前11時頃に再開しました。
今回の土石流では、これまでに死亡が確認された9人のうち9日、新たに田中路子さん(70)が判明し、これまでに6人の身元がわかりました。安否のわからない人は21人となっています。
また、熱海市によりますと、来週の12日と13日で貴重品や薬などの持ち出しのため避難者の一時帰宅を検討していることがわかりました。
一方、熱海市環境センターは9日から災害ごみの仮置き場を設置しました。受け付け時間は午前9時から正午で、電話で予約した上で、家庭で出た災害ごみを持ち込めるということです。