×

農水省担当者に聞く!野菜の価格動向

2021年7月13日 19:43
農水省担当者に聞く!野菜の価格動向

ねぎとにんじんがお買い得です。

農林水産省によりますと、7月5日~7月7日の調査で、全国の野菜の平均小売価格は以下の結果となりました。

【平年比・高くなった野菜】
 キャベツ  108%
 トマト   107%
 ジャガイモ 102%

【平年比・安くなった野菜】
 たまねぎ   93%
 レタス    92%
 にんじん   92%
 ねぎ     90%
 きゅうり   88%

<農水省担当者に聞く 買い物ポイント!>

平年比、前週比ともに、多くの品目で小売価格が安くなっています。特に、半年ほど高値で推移していた、ねぎとにんじんが安くなっています。

ねぎは今年の冬に、産地の天候不順で生育が不良だった上、中国でも不作で輸入が減っていました。しかし、現在は国内産の夏のねぎの生育が良く、価格も安くなってきています。

にんじんも、冬に乾燥や低温が続き、生産が進みませんでした。ところが最近は、梅雨でも主要産地である関東の天気が崩れず、生育が進んで収穫できるようになりました。

関東の梅雨明けも迫っているなか、野菜の生育が全般的に良好です。値段もお手頃になるでしょう。