農水省担当者に聞く!野菜の価格動向
ねぎとにんじんがお買い得です。
農林水産省によりますと、7月5日~7月7日の調査で、全国の野菜の平均小売価格は以下の結果となりました。
【平年比・高くなった野菜】
キャベツ 108%
トマト 107%
ジャガイモ 102%
【平年比・安くなった野菜】
たまねぎ 93%
レタス 92%
にんじん 92%
ねぎ 90%
きゅうり 88%
<農水省担当者に聞く 買い物ポイント!>
平年比、前週比ともに、多くの品目で小売価格が安くなっています。特に、半年ほど高値で推移していた、ねぎとにんじんが安くなっています。
ねぎは今年の冬に、産地の天候不順で生育が不良だった上、中国でも不作で輸入が減っていました。しかし、現在は国内産の夏のねぎの生育が良く、価格も安くなってきています。
にんじんも、冬に乾燥や低温が続き、生産が進みませんでした。ところが最近は、梅雨でも主要産地である関東の天気が崩れず、生育が進んで収穫できるようになりました。
関東の梅雨明けも迫っているなか、野菜の生育が全般的に良好です。値段もお手頃になるでしょう。